快適な朝を模索、寝相をロギング、可視化してみる

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昨年の夏ごろ、寝覚めのよろしい目覚まし時計なるものをよくガジェット系BLOGで見かけた
腕時計にセンサーが寝返りを感知して本体に送信するとかそういう類のもの
このような面白げなオモチャには目がないのだが、なんともボッタクリ価格すぎて買う気にならない
というわけで自分でロギングしてその結果から推測、自作してやろうと思った次第
...なんてことがあったことを今の今まで完全に忘れていたわけだが!

仕組みは簡単、秋月で買ってきたPICNICの入力ポートに共立で安売りしていた焦電型赤外線センサの広角フレネルレンズ付にLM555で10秒維持回路をくっつけて接続
サーバマシンから10秒おきにポーリングして状態を記録していくだけ

焦電型赤外線センサの感度はかなり高く、頭を振ったり手を少し動かしたぐらいでしっかり反応する
よほどゆっくり動かしても反応するので動けばほぼ間違いなく感知していると思われる

サンプリング期間は2009/10/01~2010/03/04、昨夜までの約5ヶ月間
CSVにして書き出したものをExcelに食わせて散布図にしてみた
年末の一週間が綺麗サッパリ白いのはご存知の通り冬コミでお留守、その他も外泊している日は白い

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まず目的の一つ、朝爽やかなお目覚めを7時前後に迎えたいこと
とりあえずは朝5時から7時までを拡大表示
左上の6時半ごろにある群れはこのへんまで目覚ましが6時半だったからだ
12月ごろ寒くなってきたので7時半に目覚ましを変更している

ひとつ睨んでいて気付いたことは目覚ましにたたき起こされる前の数分は毎日ほぼ綺麗に白いということ
一般的に爽やかなお目覚めに必要なものは、浅い眠りの状態「ノンレム睡眠」時にたたき起こすことらしい
色々調べてみたところ、ノンレム睡眠は脳は寝ているが寝返りをうったり動く状態、レム睡眠時はぐっすりおとなしいそうな
そして一晩の睡眠の中でレム睡眠は全体の2割程度で他はノンレム睡眠にあたると書いていた
ならばこれはレム睡眠がノンレム睡眠に切り替わるタイミングぐらいで目覚めるように規則付いているのか、レム睡眠状態で目覚ましにたたき起こされているのかどちらかということではないだろうか

結論を申し上げますと、さっぱりわからない!
しかし自分の場合、おおよそ規則正しい生活が続いているときはすっきりお目覚めである
それどころか目覚ましが鳴り響く10分ぐらい前に大体目が覚めるぐらい実は寝覚めはいい
まったく何のためにログを取ったのかさっぱりわからない...
しかも自慢だが数学は好きではないので、むしろ嫌いなのでこのログから法則性を読み取ったりするのは不可能だ
もし数字で飯が三杯食えるような方がいるのならこのログから何か有用な情報を読み解いてもらいたい...
(ログが欲しい方はコチラからどうぞ、sleeplog.txt)

とりあえずログを取ってみても俺にはさっぱり役に立たないことはよく分かった
なんとも尻すぼまりなお話になってきたので元の話に戻ることにして...
快適なお目覚めを支援する目覚まし時計を作る!
ハジメからそうしておけば良い物をなぜログとりなんてしたんだろうか...

さっき調べて分かったとおり下記の2点のみを見ると簡単な気がしてきた
・快適なお目覚めはノンレム睡眠時
・ノンレム睡眠時は動く

せっかくなのでこれを機に起床時間を7時にシフトすることにする
目標起床時刻は7時なのでデッドラインの目覚ましを念のため設定
快適なお目覚めスクリプトはcronで6時半に起動
10秒ごとにセンサーを見て動きがあったタイミングでPICNICに乗せてある圧電ブザーを鳴らしまくる
もし本気でこれだけの装置なら16F84Aとセンサー1つで作れてしまうのでさすがにもうちょっと何か技があるのだとは思うが...
これで明日の朝快適な目覚めを体験できるかどうか...お楽しみ...

とりあえず次回へ続くかもしれない...

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