我が家のお猫様、ベル永眠

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1月19日 21時43分、妹の胸の上で眠るように息を引き取りました
今年で9歳なので家猫としては短命だったのかもしれない

先天疾患の多いといわれる折れ耳のスコティッシュフォールドで、3歳ぐらいのときに具合が悪くなって病院へ連れて行ったら卵巣に異常が見つかり卵巣摘出手術をうけた
その後は何事も無かったかのようによく食べよく太り体重は5kgでずっと安定していた

おかしいと気付いたのは先週の日曜10日、ふと抱き上げたら異常に体重が軽い気がした
毎日持ち上げてるので気付かないわけはないので本当に突然1kgぐらい減ったようだった
翌日11日にはふらふらと椅子からずり落ちるようになりまともに歩けなくなっていた
慌てて病院へ連れて行ったが血液検査の結果、慢性の腎不全で腎臓もかなり小さくなっており、尿毒症で意識が朦朧としている状態のため、利尿剤と栄養剤の点滴で即入院となった

13日の夜、帰宅途中に妹と二人で様子を見に病院へ寄った
エリザベスカラーをつけられて不機嫌そうな様子だった
妹が撫でてやると喉を鳴らしたのを見て二人で驚いた
このまま回復すればいいのに、と願う他なかった

17日に退院、家に帰ってきたが水は少し飲むものの全く何も食べない
利尿剤が効いているのか水を飲むと排尿するのだが明らかに薄い
たまに起き上がって定期巡回ルートの窓へ歩いて行こうとするがふらふらで到達する前に倒れてしまうような状態だった

18日は朝からふらふらながらも歩いて部屋を移動したのでちょっと回復したのか、と思いながら出勤した
夕方帰宅、夜はほぼ動くこともなく時々立ちあがろうとしてはそのまま倒れてしまうようになった
病院へつれていくべきか否か...悩ましい状態

19日、今日の朝はもうほとんど動けなくなり、母が病院へ連れて行くべきか電話で獣医と相談する
獣医からは点滴をしても2日が3日になるような効果しかない、と言われ連れて行かないことにした
その後出勤、18時すぎに帰宅した時にはもう呼吸も弱くなっていた
誰かが傍に居て触っていないと激しく鳴いて探そうと動きだすので母が夕食の用意をしている間、撫でていた
飼い主の妹が19時ごろ帰宅、いつものようにソファーで横になった胸の上に抱かれて落ち着いたのかおとなしくなった
そして21時半ごろ、家族全員に見守られる中で軽い痙攣の後、呼吸が弱くなり少し咳き込みそのまま動かなくなってしまった

猫は死に際、狭いところに隠れようとすると聞いていたが、寂しがり屋のベルは最後まで人と一緒に居たかったようだ
妹曰く、ベルは自分を人間だと思っていたに違いない
だから余計に悲しいのかもしれない