DP2、入手、雑感

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Sigma DP2 (SPP RAW)

巷で話題のDP2、ついカッとなって入手、かわりにGRD2がドナドナ
しかし、噂どおりのあらゆるクソ、GRD2は完成度の高い良いカメラだったなぁ…

まず最初に思ったのは裏側のスイッチが全て墨入れされてないのでどれがどのボタンかわからない
これは3日で慣れるからまだいい

AFが遅いとよくレビューに書かれていたが、AFは遅いというよりひどい
少し暗くなると全然合焦しない、コントラストの低いものはほとんどダメ、AFフレームが緑にならない
コントラストAFの欠点を列挙しているだけだと思うだろうが、その性能の低さは間違いなく携帯電話以下
夜の室内照明下でコントラストの低いものはほとんど白枠点滅、屋外で空をセンターにいれると無限まで行かずに中途半端なところで止まって合焦できずに白枠点滅
何のためにMFダイアルが付いているんだ、というわけでMFモード

この液晶でそのままだとピントあっているかなど分かるはずもないので拡大モードにする
OKおして上おしてワンテンポ待ってから拡大モードとなる、おせぇ
それ自体はとてもよくできていてこれでピントあわせしたらほとんど外さない程度にはあわせることができる
たまに拡大表示から通常表示に戻ったとき画面が暗転してしまい、そのままシャッターを切ると真っ黒な画像が保存されるのはバグか仕様か俺が悪いのか…

そしてAWBも噂通り外しまくる
かなり強烈なことになるのでRAWで撮って処理時に調整必須

起動おそい、終了もおそい、シャッターラグは許せる程度だが遅い
RAW撮影時の保存待ち時間はCLASS6のSDHC8GBで2秒ぐらい、GRD2のRAWに比べれば高速

コンデジは速射性だろ!と考えている人にはAFがダメな地点でゴミでしかない
おまけに重いしデカいし結構すごい勢いで電池食う
これは仕様なので知ってて当然だがマクロ無しの最短撮影距離28cm、コンデジとしてはちょっと悲しい
無骨な形状はかっこよさこそあれどグリップのホールド感も悪く、片手で設定操作がやり辛い
操作、形状方面はいいことなし、これより悪かったと酷評されてるDP1はいったいどんなものか気になるぐらいに…

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Sigma DP2 (SPP RAW)

帰ってからRAW処理をすると感動的、と絶賛されているので早速帰宅後SPPで処理

SigmaPhotoPro、略してSPP、DPPを意識してるだろとツッコんでほしいのか?
「X3 Fill Light」というよくわからないスライダーがあって説明書によると、明るさで調整するのと違って明るい部分はそのままで暗い部分にライトを追加したような効果を得ることができる、と書いてある
たしかにISO200までなら露出不足の救出がかなり容易で便利な機能だと思う
EV0で撮ると軒並み露出不足気味なのでEV0.3常用にしたほうがいいのかもしれないと感じた
高感度撮影時のノイズリダクションはかなり強く効くので等倍で見るとシャープさはかなり低下しているがBLOG等公開用サイズにまで落としてしまえばまったく問題ない
露出が足りないときは遠慮なく感度を上げて手ぶれのないシャッター速度で保険をかけたほうがよさそう
その他操作やパラメータは普通によくあるRAW現像ソフトどおりで使いやすいがちと重い
ソフト自体はボタン等にバルーンヘルプが出ないため、初めて使った時はちょっと戸惑ってヘルプを読んでしまった
X3F内に現像パラメータを保存するボタンも直感的に分かりやすいとは断じて言えない仕様で基本的にあらゆる分かり難い

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Sigma DP2 + HAKUBA CloseUp No.3 (SPP RAW)

好みと偏見で吐き出される画像について感想
たしかに普通のコンデジではありえない解像度感と妙な色味
等倍にした際、猫の毛のにじみが少なく過去のデジカメ画像にくらべてとてもシャープに見える
等倍表示でじっくりみると見える輝度モアレは仕様ということで諦める、気にならないし
いずれもWeb解像度にしてしまえば分からないので問題ない
そういう意味では一度四切サイズいっぱいに印刷したいと思った
40Dとか一般人に手が出るデジカメはちょっと気合の入ったプリンターで四切プリントするとかなりしょんぼりするわけで…
色見はやはりぱっと見だと最近流行りのビビッドな色づけですっかり目が汚染されてしまっているので、なんとなくドス黒い沈んだ雰囲気を感じる
しかし全体的に色再現性の高い素直な発色で偏った色もなく平坦で良いと思う
あとは好みでカラーモードを適当にいじればいいのではなかろうか
個人的にはニュートラルでいいと思う

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Sigma DP2 (SPP RAW)

たしかに噂どおりのマニア受け必至の珍品だった
独特という唯一無二な存在感をなんとかギリギリ主張できていると思う
本体液晶はジャギジャギだしRAWで後処理しないと使えないあたりは現像するまでお楽しみなフィルムに似ているといえば似ているし、信用ならん露出計にAF、古いカメラならよくあること
しかしこれは断じてそうではなく現行商品として6万円台で販売されている仮にも高級機
その前提で考えるとはっきりいってこのお粗末な性能には怒りを通り越してため息クラスの代物だと思う
断じて普通の人にお勧めできるものではなく、使いにくくてもFoveonで遊びたい人かマゾい人にしかお勧めできない
しかしGRD2より遥かに楽しいので後悔はしていない
ま、負け惜しみなんかじゃないんだからね!(‘A`)

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